わたしたちのこだわり

わたしたちがどうやってつくり、どうやって届けているのか。値段の理由も含めて、できるだけ正直に書いておきます。
つくり方のこと

農薬をまったく使わないわけではありません。使う回数と量を減らしながら育てています。虫や病気が出れば手で取れる範囲は手で取り、それでも追いつかないときには必要な分だけ使う。ゼロだと言い切るより、そのほうが正確です。
【要確認:慣行栽培と比べてどのくらい減らせているか。米と芋で違いがあれば、それぞれ】
お米は、はざかけ(稲架掛け)で天日に干しています。機械乾燥にくらべて手間も時間もかかりますし、乾燥の過程で割れてしまう粒も出ます。それでも続けているのは、そうして乾かしたお米にしか出ない味があるからです。
ちなみに、割れてしまったお米は麹をつけるのに向いています。捨てるのではなく、別のかたちで生かす。そういう回し方ができるのも、栽培から加工まで自分たちでやっている強みだと思っています。
加工のこと

干し芋は、天日干しでつくっています。いま市販されている干し芋の多くは機械乾燥です。そのほうが早いし、天候にも左右されません。それでも天日にこだわるのは、味の違いがはっきり出るからです。
味噌と麹は、まだ始めたばかりです。正直なところ、いまの時点で「こうです」と言い切れることは多くありません。だからこそ、仕込みの様子や気づいたことを畑だよりで少しずつ書いていきます。
届け方のこと

生産者と消費者が直接つながる地産地消が、いちばんいいと思っています。大きな流通に乗せて名前のない野菜になるより、食べた人の顔が見える範囲で、手渡しに近いかたちで届けたい。
農家の多くは、農協に出すだけでホームページを持っていません。それ自体が悪いわけではありません。ただ、それだと「どんな人が、どんな考えでつくったのか」は、どうしても伝わらない。わたしたちがこのサイトをつくったのは、そこを埋めたかったからです。
価格のこと
わたしたちのものは、スーパーに並んでいるものより高いと思います。それは、手間をかけているからです。
天日で干せば時間がかかり、天候にも左右されます。はざかけをすれば割れる粒が出ます。農薬を減らせば、そのぶん手で草を取り、虫を見て回る時間が増えます。ひとつひとつは地味な選択ですが、その積み重ねが値段に乗っています。
高いことを申し訳なく思ってはいません。ただ、理由も言わずに高い値段をつけるのは違うと思っています。だからプロセスを見せています。
いま、できていないこと
つくれる量には限りがあります。ご注文をいただいてもお応えできない時期があります。品目もまだ多くありません。
できていないことを「できている」ように見せるより、いまの状況をそのまま書いておくほうが、結局は信用していただけると思っています。